釣行記 2007/9/20
<まだ暑いのに閉店で唖然とすること>
9月の初めに関東を台風が直撃した。
その後、気温が下がり一旦は秋の様相となったが、ここに来て再び残暑が厳しくなった。
気温は30度を越し、夏を思わせる暑さが続く。
ならば、今年は閉店(トップでの釣りの終了)が遅れるのではと出かけてみた。
前日行かれたさべ爺さんのレポによると、「閉店している」とのこと。
例年なら10月初旬に閉店なので、信じたくないと思いつつこの目で確かめに出かけた。
強い日差しで汗だくになりながら12時エントリー。
台風の影響で水位は満水。しかし濁りはとれているようだ。
水温は26〜28度。夏の水温だ。
早速浮かべるポッパーには子ギルが突きに来る。
つくつくぼうしが鳴き。空にはトンボも飛んでいるが、夏は終わったのか?
日陰のシェードの下岩盤の際にポッパーを浮かべる・・・反応なし。
浮かべたポッパーにアクションを付けてポップ音で誘う・・・反応なし。
いや〜な予感がする。
馬の背に浮かべたポッパーにも無反応。
スーパーミノーにも反応はなし。
夏は終わった模様。
シャローエリアには数度にわたる干上がりにも負けずウィードがばらばらではあるが残っていた。
その辺りにポッパーを投げて、ポップ音を響かせてみる。
トンボも飛んでいるがライズは無い。
・・・ぱちゃ!
12:30 20cmくらいかな
20cmクラスの小バスではあったが、ポッパーに反応してくれた。
流石はサンスイで735円で買ったポッパーである。(自嘲気味に)
自作のポッパーよりも音がよいしアクションも安定している。
カップをしっかり切った方が音は良いのだと再確認。来季に備えよう。
結局この後は夕方6時まで粘るが、
過去に実績のあったポイントからは応答無し。
オーバーハング下、岩盤、滝、ブレイク絡みのシャロー・・・。
コース取りが悪かったのか、最後は強烈な西日にジリジリと灼かれて集中力も減退。
非常に敗北感の残る終わり方だった。
今シーズンは、前半は好調、しかり魚の食性がすっかり霞同様、マッディーウォーター化してしまったようで、
岩盤ギリギリに浮かべたポッパーをじっと動かさずにいるとスーッと水底から浮き上がってきたバスがパチャッと捕食、
というシーンはほとんど見られなくなり、音やアクションで誘って釣るほうが効果的であった。
温暖化の影響を受けて魚の動きも変わりつつあるのか。
釣り場の水質の変化、フィッシングプレッシャーの増加等々で魚の様子も変わってきたのか。
釣り人もそれに併せて変わっていかねばならないのか。
色々な事を考えた半日だった。
見上げると、月が綺麗に昇っていた。
それにしても、こんなに暑いなかの閉店なんて・・・。
本日のタックル
ロッド:TIFA
フラデバ 688
リール:BAUER LOHR
ライン: BBT8番
リーダー:0X 7.5ft
バルサポッパー黒 マルトフック8番、フォームポッパー マルトフック8番