釣行記 2007/5/11
<突風に煽られてバスと自分の耳を釣ること

GWも終わり、4月末にご一緒した車田さんとSEKOさんと再び大場所 に釣りに出かけた。
3時半出発、気合い十分だったが、アクアラインの風速計が14m、
いつもは穏やかな東京湾が見たこともない様な大時化状態。・・・夢じゃなかろうか?
でも、夢では無かった。時折吹く突風に悩まされる釣行となった。

5時過ぎにエントリー、水温は既に18度を超えている。
所々でバスが捕食している音が聞こえる。
車田さんとSEKOさんが来られるまで、EP辺りを探ってみることにした。
すかさず、バス3匹とギル1匹が釣れる。
バスはアフタースポーンの為かファイトも弱く、スポーンに関係無い小型のバスはそれなりに元気。
一日通じてこの傾向だった。
バス1号バス2号バス3号 ギル
順番にバスバグ 37cm(5:32)、ポッパー33cm(6:37)、ポッ パー 37cm(6:45) 、ポッパーで釣れた。(一匹目と三匹目が同じ魚の様な気がするが・・・)

この後、今日一番のポイントと考えていた島周りのオーバーハング下を探るが、強風の為釣りにならず・・・。
この一匹のみで終了。バス4号 27cm (8:28) 
風さえなければ、このオーバーハング、土、シャローという条件で出ると読 んでいただけに残念。

この後、岩盤も強風で釣りにならずオーバーハングを求めて移動。
対岸では車田さんが良型と格闘中だった。通常なら近くまで寄って写真撮影と行きたいところだが、
風が強すぎてそれさえも断念。
この後、車田さんはコンスタントに魚を釣っていく。
今日は、いつもの様に「待ち」ではなく「誘う」釣りに分があったようだ。
その後、お二人は離れたポイントまで行かれるとのこと。
私は、風が止む事を期待して留まる事にした。
以前良かった竹藪ポイントも不発。
昼になり、ブレイク絡みのシャローでやっと釣りが出来るくらい突風の間隔が広がった。
ポッパーにギルの反応しか無かったので、マドラーミノーを沈めて引いてみると、なにやら水中で反転する魚の腹がギラッと光るのが見えた。
バス5号 本日最大41cm (12:37) ここまで4時間ノーフィッシュだった。
これも腹がぺったんこでアフターのようだった。ファイトも今ひとつ元気が無かった。
この後は、イワイスーパーミノーの早引きに3回ほど出たが、いずれもフッキングせず。食いも浅いようだ。
ならばと、洒落で作ったギル用スーパーミノーで3連発。
6号 7号 8 ギルミノー 
左から30cm (13:14)  、
31cm (13:28)  25cm(15:17) そしてギルミノー
この後も何度かバイトはあったがばれてしまった。
今日はコールアップしてステイさせるよりも、早引きの方が反応が良かった。

この後は待望のオーバーハング下で、水没している枝ギリギリにキャストしたポッパーで狙いどおりに出た嬉しい一匹。
9号 36cm (15:25)

この後は、水面が静かになった大岩盤でバラシ3連発。
最後の一匹はポッパーの結び目からラインブレイクしてしまったが、何故がポッパーが何事もなかったかのように水面に浮いていて、
それを上から私、水中からバスが眺めているという不思議な光景になってしまった。笑

ここから引き返し、午前中風で攻められなかったオーバーハング下で、
10号 34cm (16:03) 11号 32cm (16:30)
狙いどおりにポッパーで引き出せて満足。この2匹は元気だった。

ここから対岸のシャローに渡る頃、SEKOさん、車田さんの順で戻ってこられた。
奧のポイントも風が弱くなってから良かった様だ。

シャローポイントでは、夕まずめということで、教科書通りにポッパーでポップ音を立てた釣りにトライした。
当たり前の釣り方だが、ここでは、普段、ポップ音を出すと魚が逃げてしまうケースが多く、
教科書どおりにはいかない事が多いのだ。
結果は、ポコッ、ポコッ、ばちゃっ!!!
12号 32cm (17:58) 13号 32cm (18:03)
この後もポッパーで一匹、ドロッパーにもう一匹でたが、いずれもエプロンから脱出されてしまった。
今日の平均サイズ32cmくらいだった。笑

結局、19時過ぎに納竿。都合14時間近く浮いていたことになる。

上陸後はいつものファミレスで反省会をして、釣り談義で盛り上がった。
これに懲りずまたご一緒しましょう。
(こういって今回が2回目なので3回目もあるでしょう。)

PS.強風下で煽られるとフライは結構危険だ。
  今日も2回自分を釣ってしまった。1回目は、左側頭部にポッパーが刺さったが、帽子を被っているので助かった。
  2回目は、マドラーミノーが右の耳にヒット。
  この時だけはすばらしいアワセが入り、見事にピアス状態になってしまった。
  貫通こそ免れたが、バーブレスにしておいて良かった、くれぐれも強風下でのフライフィッシングにはご注意あれ。
  ・・・・というか今日のような強風下では、フライを振らないだろうな普通。


本日の釣果、バス15匹、ギル1匹 ( まともなサイズのギルは今年初かもしれない)
「誘う」釣りの得意な車田さんは26匹、私と同じく「見せる」釣りの得意なSEKOさんは14匹とのこと。
今日は、誘った方が有利だったようだ。

本日のタックル
 ロッド:TIFA フラデバ 688 
 リール:LOOP evotec  clw 5eight

 ライン:Ultra4 fresh water bass #8 
 リーダー:0X 7.5ft
 フライ:
   バルサポッパー黄色/黒ラメ マルトフック8番、
 バスバグ 黄黒マルトフック8番、
 マドラーミノー(ウエイト入り)TMC300 6番
 スーパーミノーSS

釣 行記に戻る