釣行記 2006/10/30
<岸から良型を2匹釣ること

このところ、近所の川へシーバスを狙いに出かけることが多かった。
ポイントまで自転車で25分、結構な運動になる。
黒ヒレ氏と楽しく釣り談義が弾むが釣果なし。5連敗。厳しい・・・。

岸からの釣りが好調との情報を得て、久しぶりにバス釣りに出かける。
現地着12:30、晴れ、弱風、ちょっと濁り、バサーが3人、条件は良いようだ。

タックルは悩んだ結果、ポッパーを投げやすい7番以上で岸に抜き上げることを考えてバットにパワーのあるもの。
そして、最近使っていないモノを持ってきた。
フラデバの8278 とBAUERの組み合わせだ。
大きめのポッパーを手返し良く打ち込むには良いロッドだが、8.2ftという長さが吉と出るか凶と出るか。

まずは黄色の小型バルサポッパーを結び、対岸へキャスト。
足下が良いのはわかっているが、久々の陸っぱりなのでしっかりキャストしたいのだ。

始めて4投目、橋脚の向こう側に良い具合に決まったポッパーが、何かに吸い込まれた。
ビシッと合わせると、バスがかかっている。
ラインをリールに取り込もうとしたが絡まってしまったので巻き込めない。
格好悪いが、ラインを足下にどんどん垂らしてやりとりをした。
何度か障害物に突っ込まれそうになりながらもロッドのパワーで凌ぎきる。 
片足を水につけてハンドランディング。
ニーブーツを履いてきて良かった。
バス1号釣られ傷があったが、40cmグッドプロポーションのバス(13:01)
クリアーウォーターのような静かな出方だった が、重く力強いファイトだった。

バスの顔




久しぶりに岸から釣った。
岸からの釣りはフローターやウェーディングとはまた違った面白さがある。
フローターだと障害物を避けて自分の方へ魚を引き寄せることは容易だが、
岸からだとそれが難しい、引き寄せつつも自分がランディングしやすい場所へ移動しながら魚を誘導しなくてはならない。
40cmを越すバスをフライロッドで
抜き上げるのは難しい。
難しい故に面白いのではあるが。

この後は暫く、移動しながら子ギルにポッパーをつつかれながら釣りを楽しむ。
右側から風が吹き出し、やや難儀する。
ここで、SEKOさん登場。
(西の方が良いと情報を頂く、ありがとうございます。)
そこで、西へ移動しながら釣りをする。

相変わらずポッパーを突く子ギル。
水面に浮かんで周りを見渡す亀のカップル?
足下からスーッと出て行く鯉。
いきなり跳ね出すボラ。
なんだろう、小型の魚がキラッと水面下で光る。

寒くなる前の秋の一日。
のどかで楽しいものだ。

するとむこうから小学生の一団がやってきた。
なにやら手には袋を持っている。
挨拶をされたので、慌てて返す。
川の周辺のゴミを拾ってくれているようだ。頭が下がる。
ゴミは落とさないが、他人の落としたゴミを拾っていく度量のない自分が恥ずかしくなった。

といいつつ、対岸の流れだしの辺りに生命反応あり。
観察していると、突然ベイトが逃げまどいだした。
チャンス!!!
すかさず、ポッパーをキャストして、ワンアクション!
ポコッ、ガボッ!
しっかり合わせる。
今度こそはリールでやりとりをと思ったが、足下の草にラインが絡まり巻き取れない。
足下に突っ込まれたり、障害物に巻かれそうになりながらも、なんとかコントロールする。
しかし、足下が高くなっているのでハンドランディングが出来そうにない。
さっきの魚よりも重いし、ロッドに乗せて抜き上げることは出来そうにない。
片足を出来るだけ低い位置まで踏み込んでリーダーを掴んで引っこ抜いた。
途中、後ろで見ていた散歩中のご婦人方が
「あれ、あれ、おっこっちゃうよ〜〜〜。」と心配してくれていたのが気になって本当に落ちそうになった。
「はじめて、釣れたの見たよ〜。おおきいね〜。」と声を掛けられて、
「いや〜、どうも。」と照れる
私。

バス2号 横顔 さっきよりサイズアップ42cm。
体高があって綺麗なバスだ。(15:09)

この後、SEKOさんと合流していろいろ情報交換をさせていただく。

SEKOさん ランギルをあげたSEKOさん、この後バスもしっかり釣られた模様。

16時半で納竿。
もう少し粘りたかったが、用事があるため先にあがる。
SEKOさん情報ありがとうございます。
また、ご一緒しましょう。

午後だけの釣りだったが、思わぬ良型も釣れて久しぶりに満足のいく釣りができた。
そういえば、ギルはウーリーバガーに一匹釣れただけだった。
ギル
以前の様に、ボコボコ釣れる魚では無くなってしまったようだ。


本日のタックル
タックル
 ロッド:フラデバ 8278      リール:BAUER LOHR    ライン:BBT7番   リーダー:0X 7.5ft
フライ
 バルサポッパー黄色、マルト8番フック。

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