釣行記 2006/8/6
<夏本番、虫が良いこと

先日、かみさんと芦ノ湖へ出かけた。
昼過ぎからボートに乗って釣りをした。
クリアレイクでならとスーパーミノーを投げたが、一回のバイトがあったのだけで(多分ギル)釣果無し。
狙った所へキャストできることだけは証明できたかなと・・・。
ボート
ボートに揺られて、風にあたるのもまた良しということで・・・。


今日も午後からの釣り。久しぶりのウェーディング。
湖
雰囲気は最高。水温は26℃と結構高め。
まずは、スーパーミノーを葦際に投げてみるが、ギルがつつきに来るだけ。

湖2
良い雰囲気であるが、
スーパーミノーをステイさせても、
スーッと引いてコールアップしても全く反応なし。
・・・・。
移動しながら水底を見ていくと、
反応の無かった岩の陰にはバスがついていた。
居るのに反応なしか・・・。
湖面をカヌーが気持ちよさそうに滑っている。
カヌー 夏休みだな〜。

ふとオーバーハングの下を見ると、小魚を追い回しているバスのペアを発見。
上手く鼻先にスーパーミノーをキャストできたが、寄って来ただけで口を使うまでは行かず。
行動を観察してみると、一定のルートでオーバーハングと隣の葦原を出たり入ったりしている。
ポッパーや、バスバグを鼻先に投げて上手く口を使わせる事に3度成功したが、
アワセが早すぎてすっぽ抜けでしまった。
急に餌が口先から消え、フックの傷が付いたバスは大きく口をあけながら、
さながらあくびをしているような仕草で深場に消えていった・・・。


このまま駄目かと思いながらも、
ウーリーバガーを沈めてみたり、バスマドラーを引いたりしながら
同じ岸際を行ったり来たり。
時計の針が16時を過ぎたあたりで、なにやら活性が上がってきた様子。
シェードがらみで、再び小魚を追い回すバスの気配が感じられ、こちらも俄然活性があがる。

大きな岩の陰に浮かべたバルサポッパー黒に、スッと影が寄り水中に消えた。
先ほどのすっぽ抜けを教訓に、一拍置いてからググッとアワセた。
大きなバス特有のドバンバタンという重いファイト。
グラスロッドが満月になる。
ファイト中は、余分なラインをオートマチックリールがたちまち巻き上げてくれたので、余裕の取り込みができた。
浅瀬に誘導して無事にランディング。重い。
バス1号 顔真新しい釣られ傷の残るバス。48cm ここでの最大を更新した。(16:16)

やっぱり夏は虫パターンが良いのであろうか。
暫く胸の高鳴りが収まらなかった。
もうこれで帰ろうかと思ったが、帰りの渋滞を考えたら、もう少し釣るかと思い直して数分後。
再び、バスが出た。
フェンウィックのグラスロッドが満月になるが、竿全体のパワーで魚の引きに負けない。
今度も同じ浅瀬までバスを引き寄せて無事にランディング。
バス2号 顔2こちらは、古い釣られ傷の影響で口が曲がってしまったようだ。 44cm (16:31) 
バーブ付きのフックを無理に外そうとするとこんな形に欠損してしまうことが多い。
キャッチ&リリースをするならば、バーブレスフックの使用をお勧めしたい。

この後は、岸沿いにずっと北上したが、ギルのアタリのみでバスは追加できず。
といっても、ウェーディングでしかもポッパーで良型を2匹釣ったので大満足の半日。 
フローターでの釣りも良いが、メジャーレイクのウェーディングでこうした結果が出せれば、
それも楽しい釣りである。
山 山の端に雲がかかり綺麗だ。

2匹しか釣っていないのに、ザラザラの親指。ネイテブバスは歯が鋭い。
指

本日のタックル
ロッド:fenwick FF858      リール:PFLUGER MEDALIST 575    ライン:WF8番  リーダー:0X 7.5ft

オーバーハングの下にキャストするには少々こつが必要だが、慣れてしまえば結構楽にキャ スト できることがわかった。
特にポッパーなどの空気抵抗の大きなフライを投げるには、グラスのパワーは頼もしい。
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