釣行記 2004/6/8
<釣りも「間」と「頭の柔軟性」が大切だと再認識すること

暴走へ浮きにでかけた。
今朝は、4時過ぎにケンさんが、6時過ぎにはSAKAMAさんが浮いているとのこと。
朝マズメを逃してのエントリーなので、夕マズメまでは厳しいだろうな〜。
さてフローターも膨らんだし用意が出来たと思ったら、ロックした車のセキュリティーアラームが鳴り出す。
???何だ、何だ。
取り説を読んでみたが原因不明。
ロックをやり直して鳴りやんだので、すっきりはしないものの8時に釣りを始める。
「なんだか今日は間が悪い。」

今日は、出来るだけ早く島まで移動して、
昼間の時間をシャローとブレイクラインを回遊するバスを狙い、
夕マズメはここのところ好調な支流を攻めてみようというゲームプラン。

オーバーハング下、岩盤、土のシャローがらみなど、主なポイントに絞って攻めながら移動するが、全く異常なし。
春に好調だった、小ワンドや、竹藪ポイントも異常なし。見えバスは居るが、フライへの反応が無い。
先行するSAKAMAさん、ケンさんにメールを送ると、どうやら渋い模様。
(と言っても、お二人とも結局釣られるのであるが。)

島が見えてくる辺りで、後方にSAKAMAさんを発見。
大きく手を振りご挨拶。
取り敢えず、島のシャローまで行くとメールを入れていたので、そこまでは先行させていただいた。

途中岩盤がカーブしている中央辺りで、
減水時を思い出して
「この下に確か倒木が沈んでいるはず」とキャストする。
ゴミが浮いていたので気を抜いていたいたら、パクッと今日初めてのバイト。
慌てて、引き寄せるが、皮一枚しかフッキングしていないのが分かった。
あと少しで手が掛かる所で、ジャンプ一発のオートリリース。
これを2回繰り返す。トホホ
更に、その隣の滝でも、
「夏場は、こんな滝のど真ん中にキャストして、ワンアクションさせると出たんだっけ・・・」などと思いながら、
滝のど真ん中に上手くバスバグが入った。
すると、下からすーっとバスが浮き上がってくるのが見えてしまった。
!・・・アワセが早くすっぽ抜けてしまった。  残念。

ブレイクライン沿いで、前々回良い釣りをした辺りでは、
よしこれからと言うときに、突然にわか雨。
オープンエリアなので、雨に降られるとトンボフライもアピール度0。(なんだか今日は間が悪い〜2)

立木エリアの手前では、ルアーマンがワームで良型を2連発しているのが見えた。
手前の浮島で、「初めて来たときはここで島の際を通したときに出たんだっけ」と記憶をトレースするように、
島の際をトレースさせてやっと1匹目をゲット。

バス1号
36cm,(13:32)
8時にスタートしたので、5時間半かけてやっと釣った1匹。
嬉しさも一入だ。







シャローに一端上陸して休憩&昼食をとっていると、SAKAMAさんが合流された。
「この辺りのシャローでスクールをねらい打ちすると面白いですよ〜。」

SAKAMAさん

と言われる端から2連続でバスをゲットされたSAKAMAさん。

今日は、トータルで19匹のバスを釣られたそうだ。
渋いといってもこの釣果。
やっぱりさすがです。




ふと、立木に係留したフローターと立っている私の足の間の距離にして3mほどの水面を見ると、
良型が5匹もスクールしているじゃありませんか。
しかし、このとき私のロッドはフローターの上、
おにぎりを立ち食いしていた私は文字通り丸腰で動くに動けずただ去っていく群れを眺めるだけ。
な んだか今日は間が悪い〜3)

さて、夕マズメの支流を攻めるには、戻らないといけない時間。
ここから、ペースアップして戻る戻る。
ケンさん
途中でケンさんと合流。
今日は、私と同じフラデバ668を使用されているとのこと。
普段、8ft以上のロッドを使われているので、今日は感じが掴めないと話されていた。
それでも、8匹釣られたそうだ。
結局、15時間近く浮かれていたのではないだろうか。
そのスタミナはどこから来るのでしょうか。驚!


支流に入るところで、午後からエントリーのじゃんぼさんと合流。
情報交換して釣り上がっていく。

前回好調だったポイントで今日もバスバグに良型がでた。

バス2号
39cm,(16:40)
口の中を覗くと、先週釣ったバスと同じ位置にフックによる古傷を発見。
どうやら先週と同じ場所、同じバスバグで、同じバスを釣ったようだ。







更に移動してオーバーハング下、土のシャロー絡みのポイントでは、ラバーレッグを付けていないポッパータイプのバスバグに良型がかかる。
バス3号
42cm,(17:14)
御覧のとおり尾びれの発達した魚体で、
かなり下に潜られ、ロッドティップが水面に届くくらい元気なファイトだった。







じゃんぼさん 
 ルアーで攻めるじゃんぼさんも
赤 土の岸際から
バスをゲット。
 滝壺からも良型を引き出されていた

 渋いですね、と言いながらもしっかり釣られるじゃんぼさん。
 流石です。






この後、エントリーポイントまで一気に戻る。(今日は本当に漕いだ、漕いだ。)
途中で、フライマンの方と情報交換させて頂くと、2時間で3匹とのこと。
後で掲示板の書き込みから、私のHPを御覧になっている「たけしさん」だったと判明。次回はもっと情報交換できたら良いですね。

エ ントリーポイントの対岸、小さなワンドの岩盤の際から、
夕マズメでも視認性が良いようにヘッドに夜光塗料を塗った黒いポッパー中型に良型が出た。

バス4号
38cm,(18:42)
パチャっと小さくでたが、引きは強く楽しいファイトをしてくれた。








ふと振り返ると、
私が岩盤沿いのポイントに夢中になっている間に、
皆 さんは、水 面を覆った吹きだまりのゴミの下からバスを引き出していた。

夕マズメの風景
「こ んな所にはバスは居ないだろう」
などという固定観念に囚われていると、こんな釣りはできないだろう。
さすがに、みなさん発想が柔軟だなと感心したのであった。

(暗くて見づらいが、左からじゃんぼさん、SAKAMAさん、ケンさん)





7時過ぎまで粘って、納竿。
帰りにはファミレスで反省会とフルコースの釣行となった。
今日は、釣果はさえなかったけれど、いろいろ参考になることが多い一日だった。
柔軟な思考。釣れる所で釣りをする。(釣りたい所を先に決めておくと、そこを回るだけで終わってしまう。)
その日のコンディションに合わせたフライとそのプレゼンテーション&アピール。
そして、「間」でしょうね。

私は、まだまだだな〜。

それにしても皆さんタフですね。
今日はありがとうごいました。またご一緒しましょう。

本日の釣果 バス4匹 (バラシ4回)
本 日のタックル
 ロッド:フラデバ 668  リール:コンポ46  ライン:WF8番   リーダー:0X 6ft
使ってみた感想:ショートロッドでは一番高番手のタックルだと思われる。
 8番でもショートロッドなので丸々一日振っても疲れは少ない。
 ただロッドが軽いので組み合わせるリールを軽くしないとバランスが取りづらいかもしれない。
 今日は、コンポリールと合わせてみたが、バランス的にはこれくらいの軽さが丁度良いようだ。


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