今年の残暑は本当に長い、関東では９月に入り今日で14日目の真夏日だ。
昨日行かれたSEKOさんの情報によると、夕立の後、高活性で爆釣されたらしい。
今日も、昨 日と同じような天気になると予報も出ている。
まだ、爆釣というものを経験したことが無いので、一度くらい 経験したいと思い出かけることにした。

10時、余裕の現地入り、朝マズメ狙いの人が引き上げる時間を狙っていったが、これからエントリーする人で車は一杯だ。
先週とは全く違う展開だ。
仕方なく上のエントリー場所から入る。（こちらも３台停まっている。プレッシャーが高そうだ）
10時半。エントリーして見ると満水時より１ｍ程度の減水か。
　水温は26度、日向はやはり暑い。
黒いポッパーをキャストしていくが、水面に油の幕が張り、ゴミも浮いていて汚い感じだ。
なるべく水の良さそうな所を選んでキャストを繰り返す。
ポッ チッと小さくバイト。


　　40センチ、10:58

上がってきたのは元気な40センチ。幸先が良いスタート。
同じような所で、再び出た。
　バ スかと思ったらギルだった。
岩盤を攻めていくが、反応がないので、どんどん釣り下る事にした。
今 日は台風の影響で風が強く、狙いたかった岩盤は波が立ってしまっているのでパスした。
前回調子の良かった、オーバーハングの下まで移動。（結構き つい）
トンボフライに結び代えて、慎重にキャスト。
小さく出た。
　身 体も小さかった。32センチ。　13:52
黒のポッパーに代えて、

　39 センチ。14:32
更に移動し、オーバーハング下、岩盤ギリギリで４本目をゲット。
　39 センチ。　14:43

この後が続かなかったので、立木エリア方向へオーバーハングの下を探りつつ移動、移動・・・・
その途中、切り株の近くでポッパーに出た。
バスが居そうな所だったので、読み通りにバスが出て、思わず笑みがこぼれた。


　　今日のビッグワン。かなり奧までポッパーを飲み 込んでいる　43センチ。  15:16

この後、いつもへら師が陣取っているオーバーハングまで探るが反応なし。
Uターンしたところで、対岸を攻めていたルアーマン（JU-1に乗っておられた）と挨拶し、渋いですねと言って分かれた後、
戻りながら、浮き桟橋の脇にキャストしたポッパーにバスが出た。
「やりましたね！」と声をかけてくれたルアーマンに、片手を揚げて応えてみた。
ここで、バラシては格好悪いので慎重にランディングした。
　ジャスト40センチ。　16:32

さあ、ここから行きに攻められなかった岩盤で夕マズメを攻めるために、
黙々と足を動かしエントリー方向へ戻る。戻る。風があるので余計にしんどい。
（結果的にこの頑張りが、後で功を奏すことになる。）

戻る途中で、よさそうな所へポッパーをキャストするが、風に流されてしまい反応がない。

やっと狙いの岩盤に到着。（Uターンしてから、ここまで40分かかってしまった。）
岩盤の際にプレゼンテーションされたポッパーをゆっくり動かすと、狙いどおりバスが飛び出した。
　35センチ　17:20
ここで、直径の大きなへら浮き用の素材をヘッドにしたポッパーに変更。
このポッパーではまだバスを釣っていなかったので、試してみたかった。
　フックサイズも普段のモノより１サイズアップして８号を使用。（こっちがいつもの）
ここから捕食のスイッチが入った模様。

左から、36、39、35、32、39、37センチ。　最後のバスが釣れたのが 17:48。
わずか30分弱で7匹のバスを釣ることができた。
いずれも、狙っていた岩盤のギリギリにキャストしたポッパーに、そのままでたり、ワンアクションでバイトするなどの出方で、
いずれも激しくファイトし、８番ロッドのティップを水中に付けるくらいだったので楽しめた。

時計を見ると18:00、真夏とは比べモノにならない早さで暗くなっている。
秋の夕暮れは本当にあっと言う間で、闇の帳がさささっと降りてくるようだ。

ここからエントリーポイントに戻ろうかと思ったが、暗くなってしまったので途中で上陸し、
陸路を、てくてく車まで戻る。

欲を言えば、もう少し風が凪いでいる時間帯が長ければと思ったが、それは欲張りすぎというものか。
今日の夕マズメを経験し、爆釣という表現が当てはまる状況というものが本当にあるということを初めて実感した。
明日からは、台風の影響で、上空の空気が入れ替わり、気温も下がり秋らしくなっていくとのこと。
あとどれくらい、トップでの釣りが楽しめるのだろうか。

本日の水揚げ
　　バス13匹（40アップ、３匹）、ギル２匹