釣行記 2003/9/1
<夕マズメ、再び房総でバ スを釣ること。>
今日から9月、8月後 半に戻ってきた暑さは、まだ居座っている。
午前中に仕事を片づけ、時刻を見るとまだ11時。
これなら夕マズメの釣りに間に合うと、そそくさと準備して房総へ車を走らせる。
道中のそば屋で昼食をとり、ゆったりとした気分で釣り場へ向かう。
今日こそはと思い、一番近いエントリーポイントを目指すが、
草刈り作業中で、トラックが停まっていて車を入れることが出来なかった。
・・・・
幸 先が悪い
そこで、いつもと同じ上流部からエントリーした。
この時点で、2人のフローターマンが準備中。
エントリーしたのは13時。前回よりやや早い。
水温は26度。前回より2度ほど下がっている。
水位も前回より若干下がっていて、日差しも時折薄日が差し込む程度。
なかなか良いコンディションだ。
今日は、エントリー部から上流部を探ってみよう。

今日のタックルは、G・Loomisの8ft8番にバウアーのリール、
8番BBTに、リーダーはMAXIMA 0X 7.5ft。
黒いポッパーを、前回反応のあった浮き桟橋の際にキャスト。
・・・反応無し。幸先が悪い。
浮き桟橋の右方向へ続く岩盤を狙うがここも反応無し。(よさそうな雰囲気だったが・・・)
右岸に移動し、小さな滝の様な流れ込みを狙う。ここも異常なし。
ふと、上流部に目をやるとフローターマンが3人戻ってくる。
下流部に2人、そして私。この時点で、殆どのポイントをルアーで叩かれているということが分かった。
今までで一番フローターが多く出ている。
(結局、この後、上流へ移動してくるフローターを更に3機、二人乗りのオープンデッキカヌーを1艘見かけた)
いくら釣り方が違うとは言え、今日は難しそうだ。
・・・幸先悪し。

反応の無い滝を過ぎ、岩盤に草がかぶっている所でやっと一匹、グレーのトンボフライでゲット。
しかし、派手な出方のそれはランギルだった。
ランギル14:22 測 らなかったが、25センチクラスの立派なランギル。8番ロッドを絞り込み、30センチのバスより強い引き!
さらに移動して、トンボをキャストすると、やっとバスが飛び出した。
バス1号 14:32 撮 影に失敗。30センチくらい。ヒレが丸まっており、ここで初めて釣れたコンディションの良くないバス。

その先のワンドまで足をのばしてみたが、反応は無かった。
特に、岸際に、田圃から流れ込んできた水草(前回より徐々に減ってはいるが)が溜まっており、
魚にフライをアピール出来ていないように思う。
キャストしてポーズを置いているときに、下から見上げても、フライは見えないのではないか?
といって、ポップ音を立てて引いてみても、マッディウォーターのようにはアピールできないような・・・
いつものポッパーの大きいモノを用意してきたので、それを試してみたが、反応はなかった。

後から来たルアーマンに挨拶される。
どうやらルアーでも釣れていないらしい。
健闘を祈りつつ行き違うと、さっきまで私の釣っていたワンドの奧でピンクのワームを使って、
良型のバスを釣り上げていた。(バスが居ない訳では無いのね)

失意のうちにエントリーポイントに戻る。
すっかり時間を使ってしまい、もう4時を過ぎてしまった。
いつものオーバーハング付近をポッパーで攻めてみると、いつものポイントで下から浮かび上がる魚影が見えた。
パクッ。
大きくアワセると、バスは元気にファイトした。
ひきを楽しんでから、ハンドランディング。
40ジャストの綺麗なバスだった。
バス2号 横顔 16:41




今日は、8時には帰宅したかったので5時に上陸した。
夕マズメの釣りを楽しむつもりだったが、結構フローターが出ており、プレッシャーが高かったことが、
渋かった原因だろうか。

今日は、フラデバでなく、G・Loomisを使った。
私の右手首は一度手術をしているので、思いモノを持ち続けることが出来ない。
ロッドを振り続ければ痛みがでるのだが、トップヘビーのフラデバよりも
G・Loomisの方が手首へのダメージは少ない。
(非力な方には、こちらのほうがおすすめかもしれない。)
しかし、より大きなフライをラインのパワーでキャストするにはフラデバの方が向いているように思うので一長一短がある。
これからも、状況に応じて使い分けていこうと思う。
いずれにせよ、ロッドも含めてタックルにオールマイティーは無いと言うことだろうか。
・・・・だから、道具が増えていくのではあるが・・・・

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