釣行記 2003/8/29
<夕マズメ、房総でバ スを5匹釣ること。>
8月も残りわずかに なって、やっと暑さが戻ってきた。
暑い夏の日は、朝夕のマズメが狙い目というのは、釣りの定石だろう。
同じ場所へ行かれたさべ爺さんからも、朝夕のマズメが良かったと情報を頂いた。

昼に家を出て、ゆっくりスタート。
夕マズメだけの釣りという、ある意味贅沢な釣りをするのは久しぶりだ。
いつもは、朝から夕方まで一日丸々使わないと気が済まないのだが、
ちょっとお疲れモードで、そこまで体力が無いというのが正直なところだ。
エントリーは2時過ぎ、いつもと同じ上流部からエントリーした。
水質はだいぶ改善されているけれど、流下物、特に田圃に浮いている細かい水草(名前を思い出せない・・・)が、
所々に、ふき溜まって浮いている。
今日のタックルは、フラデバ8278-3にバウアーのリール、
8番BBTに、リーダーはここのところのお気に入りMAXIMA 0X 7.5ft。
まずは黒いポッパー(SAKAMAさんに頂いたものをアレンジしたもの)を、
浮き桟橋の際にキャスト。いきなり何かが出るが、すっぽ抜ける。
・・・魚気があってよろしい。
隣の、岩盤にオーバーハングという組み合わせのポイントにキャストした。
またまた、なにかが出るが乗らない。
ギルかと思って同じ所へキャストすると、今度もポチッっと小さくバイト。
アワセると、いきなり潜り出す。
慎重にやりとりしてハンドランディング。
バス1号 結 構良型のバス 35センチ 14:46 
幸先の良いスタート。
岩肌を清水が伝っているようなポイントは、予想に反して反応なし。
落ちていく水が作る波紋の際にキャストして、自然にながしてみたが・・・
やっぱり、オーバーハングかと思いなおしてキャストすると、再びバスが
バス2号 ちょっ と小型30センチ。14:54 
私的にはいいテンポで釣れている。

続いて、時計と反対周りに移動を開始すると、なにやらオーバーハングの枝の下で、もさもさ動いている所を発見。
こんな所にバスが居たりして・・・
キャストすると、何かが反応するが、フライをくわえるまでには至らない。
ギルか?
同じ場所にキャストすると、再びフライに魚が出る。
一呼吸おいて、強く併せると魚の手応え。
ギルかと思った魚は、どんどん走りだし、止まったかと思ったら潜りだした。
でかいのか??? でかい。
リールで慎重にやりとりすると、
バス3号 バス43センチ 43センチ。15:25




ロッドティップが水面に突っ込まれるくらい、元気な良型のバスだった。
これで、夕マズメはボコボコかと思いきや、後が続かない。
フライをトンボフライに変えてみたが、芳しくない。
時間的に、遠出は難しいので、取り敢えずボートのスロープくらいまで移動しながら探っていく。

今日のキモ、オーバーハングしている枝や、草がわさわさ動いている所を発見。
グレーのトンボをキャストすると、思いがけず良いところに入った。
と、背後で橋の上を車が走る大きな音がしたので、思わず振り返って見た。
再び、正面を向き直ると、トンボは消えていた。
あわてて、追いアワセを2回ほど入れたが、魚はどんどん走り、その後潜る。
潜っていくバスを止めようと、ロッドを煽ると、むなしくトンボだけ帰ってきた・・・
結構、大きかった様だが残念。(結局トンボに出たのはこの1匹だけだった。)

更に奧に、竹が横になって浮いているところがあった。
ここでも、なにやらもぞもぞ魚の気配。
障害物がらみなので、ウィードガードの付いた、黒いポッパーに結び代えてキャストしてポーズを置いている間に出た。
バス4号 40 センチには少し届かないが、これも元気なバスだった。 16:22

この辺りでエントリーポイントに戻る事にする。
戻りながら、ポッパーで一匹追加。
バス5号 これも30の後半。17:56

今日も、水温に変化があり、27度から28度の間で変動していた。
比較的水通しの良いところが良かった。
いよいよ暗くなる直前の18時ころに期待したが、開店前に閉店してしまったかのような反応の無さだった。

本日の水揚げ
 バス5匹、(40アップ1本)

釣り初めも、切り立った崖が直射日光を遮ってくれたので、思ったほど暑くはなかったのが幸いだった。
家 から車で片道2時間の道のりなので、暑さが続くうちは夕マズメ限定の釣りも悪くない。

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