釣行記 2003/8/22
<マッディな房総で夕マズメまで粘ること。>
8月は忙しかった。
夏らしくならない夏も終わってしまいそうだ。
今月初めての釣行は、先日の台風の影響でマッディになっているらしい房総にでかけることにした


あまり早く起きられなかったので、7時半、現地着。
先日、SAKAMAさんと来たときも入れなかったエントリーポイントは、今日は車が一杯で入れない。
(金曜日はへらのボートが休みのため、バッサーが多いらしい。フローターも本当に多かった。)
結局、この間と同じ場所からエントリーすることにする。
車を止めると、フライのタックルを準備している人がいた。
「おはようございます。GUNJIさんですか?」
釣り場で声をかけられるのは関係者くらいなのだが・・・・
SAKAMAさんのHPによく登場される、ishiiさんだった。
(やっぱり関係者だった。)
今日のために用意したフラデバ8278-3を手に取り、ロッド談義に花を咲かせた後、エントリー。

濁っているだけでなく・・・
対岸の岩盤から釣り始めるが・・・・
御覧のような濁りと、水草やゴミが浮いている。
しかも臭い、河○湖で時々漂っているあの臭いだ。
ここ房総では初めてのコンディション。前途多難を予感させる。

まずは岩盤に沿ってポッパーを打っていくが反応がない。
一度、放っておいたポッパーに下からバスが浮いてきて、フライを食わえる瞬間が見えた。
アワセを入れ、余ったラインをリールに巻き取り、用心してリールファイトに持ち込んだが、
ランディング寸前でバラシた。(ジャンプするときに、口の中が見え、皮一枚しかフックにかかっていないのが見えていた。)
ここから連続、と行きたいところだが後が続かない。単純に岩盤を狙っても出ない。
かといって、シャローにバスの姿は無く、トンボにライズする姿も見られない。
先 行していたishiiさんは、昼までで上がるとのこと、その時点でトンボフライで3匹ゲットしたとのこと。
困っていると、SAKAMAさんから電話が入り、色々とアドバイスを頂く。
岩盤にこだわらず、濁って姿が見えないので、バスもシャローにでているかもしれないとのこと。
φ(.. )なるほど

この後、立木のエリアの手前でやっとバスをゲット。
バス1号 32センチ
水面にかかっているオーバーハングの間に、無造作にキャストしたらぱくっと食い付いた。
水深はそれほど深くない所だった。

この後、立木エリアを見るが、ライズもなく、トンボフライを投げてみたが反応無し。
再び、オーバーハングを探っていく。
今日は、ひさしぶりに夏の太陽が出て、気温もぐっとあがったが、(水温は22〜25度、場所によってかなり差がある。)
岩 盤の作る大きなシェードの影に入り、直射日光を避けられた。
バス2号
 40センチ 










40センチ



そのシェードからポッパーで良型を引き出す。
フライは、前回SAKAMAさんに頂いたポッパーを参考に、フォームヘッドで作ったポッパーだ。
フォームバグ

今日おろしたNEW ロッドのフラデバ8278-3は、6367に比べると柔らかい印象を受ける。
これくらいの魚とファイとするとバットから曲がり、グリップの中でロッドが曲がるのが分かり楽しい。
ロッドのバランスも、ややトップヘビーで上手くロッドを曲げてラインを乗せれば、
大きめのフライでもストレス無く飛んでいく。
ナローループだったらオーバーハングの下にも、けっこうキャスト出来る。
個人的には、フライでバスを釣る時に、よっぽどオーバーハングがきつくなければ、こちらの方が楽しい。
バス3号 36センチ
更に、浅いシャローで一匹追加。やっぱり、黒いポッパーにしか出ない。
この後、再びオーバーハングで良型をかけたが、フライごともっていかれてしまった。
ティペットのチェックはしていた筈だが、傷がついていたのだろうが・・・

ここからエントリーポイント方向へ戻る。(前回とほぼ同じ距離、飽きもせずよく漕ぐものだ・・・)
バス4号



38センチ



 





 38センチ

こんどは、結構水深のあるところで、やはりオーバーハングの隙間からプカリと浮かんできた。
ファイトを楽しませてくれたが、これも針がかりは浅く、唇の皮一枚しか掛かっていなかった。危ない、危ない。

夕マズメ、疲れた体にむち打って、頑張ってみた。
こんどはグレーのトンボフライに35センチが飛び出す。
オーバーハングの隙間に浮かべていただけで、いつの間にか喰っていた。
トンボに 
最後にもう一匹追加して、6時半に上がった。夕マズメに2匹釣れて、粘ったかいがあった。
ポッパーに

今日の釣果。
 バス6匹(7匹だと思ってデジカメを確認したら6匹だった。ああ勘違い。)
ニューロッドも、まずまずで楽しい一日だった。





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