釣行記 2003/7/11
<茨城野池に再び浮いてバスを一本釣ること。>

水曜日に第二回
FBC(Floating Bugs Cup)に参加した。
フライでバスを釣り初めて、初めて大人数でフローターでの釣りをして、新鮮で楽しかった。
しかし、午後から仕事が入ってしまったため、5時から9時半までの時間限定の釣りでは、ちょっと不完全燃焼。
そこで、金曜日に再び出かけた。
前回のように、朝5時から釣り開始したいところだったが、
朝起きられた時間で出発するという弱腰のスタート。
途中のPAで、とろろけんちん定食でしっかり朝食をとり、準備万端でクリアーあおこ池・9時スタート。

エントリー時には、釣り人は私だけ。
今日は、池の左側から時計回りにスタート。
まずは、葦際の崩れた歩道後のストラクチャー周りを、黒いフォームポッパーで攻める。
異常なし。よく見ると、さっき攻めた足場のあたりから、良型のバスがフラ〜っと現れた。
居たんだ・・・
ちょっと、活性があがる私。
となりのパラ葦には、水草も生えていて良さそうな雰囲気。ギルもライズしている。
フライを前回33センチをつったオリーブ色のバスバグに変える。
葦の根本に投げたバグが、こちら側に出てきた瞬間。魚が見えた。
本日唯一のバス  参加賞のメジャーで測定  33センチのバス。クリアーな水に済んでいるので、綺麗に模様が出ている。
バスって、水の透明度にあわせて、体色がかなり変わることを再確認。
この魚体は、伊東の一碧湖のバスに近い感じだ。
かかったバスはぐぐっと下に潜り、引きが強いのでファイトが結構楽しめた。

葦際に居ると、どうも背後の水面が騒がしい。
どうもギルが盛んにライズしているようだ。
ライズがあった辺りにトンボフライをキャストして、ちょっとアクションを付けると、
ギルが盛んにアタックしてくる。しかし、なかなか乗らない。
やっと針掛かりした一匹。
ギル1号  あまり大きくない。

葦際から続く、オーバーハングに、バスバグをキャストしていく。
ギルの反応はあるが、バスは出ない。
枝に引っかけてしまったポイントの隣に、木が横になって浮いている。
次に攻めようと思っていたそのポイントには、やっぱり良型のバスが着いていた。
しかし、私と目が合うと、プイッと逃げてしまった。残念。

この後、土管のあるあたり、奧のワンドなどで、小バスが
スクールしながら私の直ぐ前を通過していく、
彼らは、フライに反応しても
くわえるまでには至らない


それにしても今日は暑い。前回は水温が22度だったが、今日は既に26度もある。
気温は、30度を超えたのではないか。
ネオプレーンのウェーダーの中はサウナ状態だ。
(家に帰ってふと脇腹を見たら、左右とも汗疹ができていた。汗疹が出来るのなんて何十年ぶりだろう。)
熱中症にならないように、新兵器の帽子・クールビットで首筋を守り、こまめに水分補給した。

池の右に移動。
FBCでは、ここまでこれずに時間切れとなったので、初めてのポイントになる。
良さげなポイントが多いがバスだけでなくギルも出ない。急激な水温の上昇で、ギルも元気を無くしたのか?
仕方なく、オーバーハングの下にウーリーバガーを沈めてみると、
ギル2号  20センチクラスのギルが2本出た。 
陸っぱりで鮒を釣っている人を避けて、エントリーポイントまで釣りながら移動したが、
全く反応無し。所々でギルのライズがあるが、フライにはトップにも沈めても反応なし。

ここから、再び左奧のワンドまで一挙に横断。
気が付けば3艇のフローターが浮いている。
前回、良型をばらしたオーバーハングにバスバグをキャストすると、
水面にたれていた枝にフライを引っかけそうになった。
フライが水面につくかつかないうちに、
派手に、バシャッと魚が出た。
てっきり、バスだと思い、アワセをくれて引き出すと、そいつは下へ潜る。
「やった、2本目のバスだ!」
と思ったのもつかの間、あがってきたのは、デカギルだった。
でかギル  上のギルの二まわりでかい。(手のひらサイズといっても、私の手はでかい方だ。)

結局、この後、雷雨になってしまったので、これが最後の魚になった。
素早く撤収し、なんとか土砂降りになる前に、荷物を車に収納できた。
朝9時から夕方5時過ぎまで浮き続けたが、
結局、バス1,ギル4で終了。

なんとなくではあるが、魚の居所に目星がついてきたので、
次回来るときは、ぜひ朝マズメを狙いたいなと思いつつ帰路についた。


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