釣行記 2003/6/30
<河口湖でバスを釣ること>

パサートさんと、「今度釣りに行きましょう。」「良いですね〜」というやりとりを何度か繰り返し、
残念ながら、結局行けずというパターンが何度か続いた。
今朝は、久しぶりに二人の都合がついて、無事出発。
できれば、いや、必ずバスを釣りたいので、今シーズン初の河口湖へ出かけた。

情報では、浅川方面が良いらしい。
5時半から湖畔で陸っぱりを始めた。
既にロッドを振っていたルアーマンが早速、一本揚げている。
湖面では時々ボイルも起こる。・・・いい感じである。

私は、陸っぱり用のSAGE DS2 6番、9ftのロッドにBBT6番というタックル。
まずは、バスバグをつけてトップから始めた。
パサートさんは、いつものルアータックルに、今日の為に新調したニューロッドを持っていた。

・・・トップには異常なし。
岸と平行に生えているウィード付近にサスペンドしているバスや、
スクールを作って泳いでいるバスが偏光グラス越しに見える。
その鼻先に、河口湖用に巻いた、小さめの黒いストリーマーを流すが、反応無し。
それではと、ウーリーバガーを沈めてみたが、こちらは魚が追ってくるが、食い付くまでには至らず。
じわじわ、湖岸を移動しながら、何度かこのパターンを繰り返す。
やっと、口を使ってくれても、焦る気持ちから、アワセが早くなりすっぽ抜けること数回。
やっと釣れた一匹。
バス1号  
しかし、この後が続かず、更に東へ移動して、隣のワンドへ入った所に、魚影の濃いウィード地帯を発見。
こちらのバスの方が、反応が良い。
バス2号  バス3号  バス4号
いずれも、ウーリーバガーに出てくれた。
口元を見ると、何度も釣られているようで、傷だらけだった。
そのため、リッピングできず、御覧のような持ち方になってしまった。
魚には申し訳ないので、あらかじめ手を濡らしてから持たせてもらった。
8時半の時点でバスを4匹。なかなか良いペースだ。
一方、ルアーでチャレンジしているパサートさんは、苦戦している模様。なかなか口を使ってもらえず、
口を使ってくれても、喰いが浅く、フックオンしないようだ。
フライを振っていたのは私だけだったが、この時間帯、ルアーの方は、殆ど釣れていなかった。

ふと足下を見ると、良いサイズのバスがうろうろしている。
ウーリーバガーを目の前に通しても、無視される。
・・・以前、JUNさんから頂いた「サスペンドしている見えバスには、マドラーミノーが効く」という言葉を思い出した。
マドラーミノーに結び代えて、バスの向こう側1mくらいの所にキャスト。
しっかり沈めてから、そおっとリトリーブ、バスの目の前で一端ストップしてから、
ふっと動かすと、「パクッ」とくわえた。
ぐぐっとアワセをくれる。
6番ロッドをぐいぐい曲げてくれたが、ばれない事を祈りつつ、素早く岸に寄せてハンドランディング。
バス5号  バスと私  45センチ
久しぶりに心臓がバクバクした。
この
6番のストリーマーフックに巻いたマドラーミノーに出た。

マドラーミノー

マドラーミノーが一番反応がいい。
この辺りには、オイカワなどベイトが集まっているので、バスの目は、小さなベイトにしか向いていないのかもしれない。
バス6号  同じく、マドラーミノーで釣った。(これも、口が切れていた。)
バス7号  こちらは、ウーリーバガーに出た

この後、日が高くなり、バスの反応が無くなったので、大石へ移動した。
ここは、前回パサートさんが38センチを釣ったポイントと聞き、期待がふくらむ。
見渡すと、湖岸に葦、そしてウィードが続いているので、私はフローターで攻める事にした。
河口湖に初めてフローターでエントリー。
天気も良く、幸いボートも少ない。いい気分だ。

初めは、霞ヶ浦方面や野池と同じように、葦の根本を丹念に、バスバグやウーリーバガーで攻めるが、全く反応なし。
???魚はどこに?
よくよく、水面下を観察すると、自分の足下のウィードの縁に、ギルや小バスが泳いで居るではないか。
ポッパーの下にドロッパーを付けて小さめのウーリーバガーを結ぶ。
音が出るように、強めに短いストロークで、ポッパーを引いてくると、どこからともなくギルがわいてくる。
ウーリーバガーにも反応しているようだが、なかなか針掛かりしない。
目の前まで引いてくると、魚の反応が手に取るように分かるので非常に楽しい。

ギル3号  これくらいの小ギルが、次々と釣れてくる
それに混じって小バスもかかった。
ふと、桟橋に目をやると、パサートさんにもバスがヒット。
おっと、バラシてしまったようだ。残念と思った瞬間、私もバラシてしまった。(T.T)
残念ながら、目前で逃がしてしまったが、やっと釣り方に気が付いた。 
パサートさん 桟橋で釣る、パサートさん。

私が、ギルを釣っているあいだに、パサートさんが、待望のバスをあげる。
パサートさんに念願のバス  ズームで取ったものを拡大したので見づらいが、左手にバスが・・・

この後、ギルを釣りながら、移動し桟橋の反対側でバスを一匹追加。

最後に、浅川に再びもどって陸っぱりから狙う。
桟橋まわりで、パサートさんが一匹追加。

その後仲良く、良型のバスをバラシて今日の釣りを締めた。
私の都合で、夕マズメを前に、湖を後にしなければならなかったが残念だ。
パサートさん、往復の運転お疲れさまでした。また行きましょう。

今日の水揚げ
 バス8匹、ギル8匹

 パサートさん、バス2匹

これから梅雨が明けると夏休みも始まり、人出も多くなるだろうが、河口湖も狙い方次第では楽しい釣りが出来そうだ。

P.S 噂では聞いていたが、かっ飛ばしていくモーターボートの引き波は、かなりのものだった。
  結構揺れるので、フローターには厳しい。
  確かに、スピードを出さないと、水上スキーも出来ないだろうし分かってはいるが・・・
  
フローターに乗られる方は、ご注意あれ。


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