釣行記 2003/6/16
<房総で小バスより大きい鮒を釣ること。>

6月に入り、霞方面の水が良くない。
梅雨に入ったが、水位は低め、なにより水質の悪化で魚の活性が悪い。
フローターで釣りがしたいけれど、週末に霞方面へ出かけた皆さんからもいい情報がない。
思い切って、初めての場所に出かけよう。
ということで、房総のダム湖へ出かけた。
6時に家を出て、8時過ぎに到着、料金は高いがアクアラインは便利なモノだ。

天気予報では、曇り、昼過ぎから雨とのこと。
雨ならば、昼間でも魚が遊んでくれるのでかえって都合がいい。
(土砂降りを除く。)

今日は、オープンエリアということで、G.Loomisの8ft,#8ロッドを使用。
エントリーしてみると、透明度があまりない。
ちょっと良いときの霞・N川と同程度。
水位も下がっているようだ。
おかげで地形がよくわかりポイント調査にはもってこいだ。
(調査に来たのか?)

まずは、バスバグで攻める。
半分水没した切り株の根元から、狙い通りに小バスが飛び出した。
バス1号
元気は良かったが、25センチくらい。9:19
小型であはるが、狙い通りに出てくれると嬉しいものだ。
もう一匹追加かと思ったら、
ギル ギルくんだった
この後は、ギルがババグをつつくが、バスの反応が無くなったので対岸に移動。

こちらにも、半分水没した切り株がいくつか並んでいる。
その周りを攻めると、同じように小型バスが出た。
バス2号 これも20センチ程度。10:13

ここで大きく回って逆サイドの雰囲気のあるワンドに移動。
立木、岩盤、オーバーハング、崩れたコンクリート壁・・・教科書に出てくるような好条件がそろう。
しかし、バスバグには、子ギルが反応するだけだ。
・・・反応なし。バスは居ないのか?そんなはずはない。
仕方ないので、奥の手であるウーリーバガーを沈めてみた。
一投目でググッと手応えあり

バス3号 コンクリート壁の際から出てきた11:56

二投目で、さらに重い手応え。
しかし手応えが変だ???
鮒 今日一番の大物の鮒くんだった。12:07
恐るべし、ウーリーバガー、鮒まで喰わせるとは。

この後、来たコースをたどってエントリーポイントへ釣りながら戻る。
バスバグで1回、ウーリーバガーで3回バイトがあったが、いずれも途中でばらしてしまう。(T.T)
それでもウーリーバガーで一匹追加。
バス4号 でも小型。13:31
一端トイレ休憩を挟み、今度は上流部へ釣り上がってみた。ここらから雨足も強まる。
(それでも、しっかりしたレインウェアを着ていれば快適だ。)

立ち枯れの樹が水面から顔を出すよさそうな絶好のポイントがあったが、全く反応なし。
更に、最上流部まで行くが、ここも反応無し。
小さな滝で行き止まりだったが、どうも様子が変だ。水面に泡が浮いている????
見上げると、上に民家があり生活排水を垂れ流しているようだ。
どうりで、魚の反応が無いはずだ。水も臭い。
ここで、からんだ糸を手繰ると、ルアーに鮒が着いていた。
すかさずリリースして、糸とルアーを回収。
(邪ではあるが、鮒の恩返しをちょっと期待。・・・無いか。)
戻りながら、浮いていた枝の隙間からバスバグで一匹追加。
バス5号 ちょっと大きく見えるが、これも25センチくらい。16:01
更に戻って、護岸の隙間から、一匹追加。
バス6号  またまた20センチちょっと。17:13
バスマドラーに代えて、
バス7号  御覧の通り23センチ。17:53

最後にエントリーポイントの隣、ゴミたまりの隙間から、
バス8号 ゴミの上から、水面に落とした瞬間に飛び出した。18:40

流石に、釣り続けたので疲れて上陸。18:45

今日の釣果:小バス8(殆ど20〜25センチ)、ギル1、鮒1

水質的には、期待していたほどではなかったが、狙い通りの所からバスが出てくれたので楽しかった。
(もう少しサイズが大きかったらな、というのが本音である。)
このレベルの水質であれば、夏場の渇水期にはアオコが発生して大変なのではないかと思いつつ、
霞方面の水質が良くならなければ、また来てみようと思うのであった。




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