釣行記 2003/4/25
<一碧湖・トップでバスを釣ること>


この頃、天候が安定しない
。今日、明日も雨で週末は回復するらしい。
雨でも、気温が下がらなければ、なんとか釣りになるだろうと天気予報を確認した。
霞ヶ浦よりも、一碧湖の方が、気温が高そうだ。
実は、一碧湖には
3/13に一度来ているのだが、全く魚の姿を見れずに終わっている。
前回の水温が9度、今回はもっと暖かくなっているはずなので、あわよくばトップでバスを釣ろうと目論んだ。


最近の定時、11時に手漕ぎボートに乗って出艇。
さすがに、小雨の降る平日だけあって湖上には誰もいない。

反時計回りに、岸沿いの倒木やオーバーハングの下を探ってみる。
水温は18度とまずまず。
時々、魚の影が見える。
ギルのようだ。
7番のフェングラスで、6番のバスマドラーを投げる。
キャストして放っておくと、ギルがつつきに来るが、さすがに食えないのでギルバグに変えてみたが、
今後は、近くまで来て、クルッとターンして相手にしてくれない。
10番のエルクヘアカディスをキャストしたら、やっと乗ってくれた。
ギル1号  引きは強かったが、意外に小振りなギル。

その後も、ギルはコンスタントに出てくれるが、リアルなフライ以外は見切られてしまう。
(バスバグは当然のように無視された。)
再び、バスマドラーに変えて、オーバーハングの下を狙うと、着水と同時に、見慣れた大口が水面を割って出た。
クリアーウォーターだと、出てくるところが見えてしまうので、ついアワセが早くなってしまう。
この時も、フッキングしなかったフライが勢いよく戻ってきた。
(最近はマッディウォーターでの釣りが多く、フライ出てくるところが見えない釣りをしているので、少々戸惑う・・・)
ポイントを移動して、同じような所にキャストすると、今度はしっかりフッキング。
バス1号  小さいが、今シーズン初めてトップで釣ったバス。
出てくるのが見える釣りって楽しいな〜。
やっぱりバスはトップで釣るのが楽しいです。
ちょっと横に移動して、同じような型のバスを釣るが、ランディングするときに、リーダーを持って引っこ抜いたら空中でオートリリース・・・。
一応、顔は確認したのでよしとしておこう。
別のオーバーハングから出てきたのは、同じようなサイズのバスだった。
バス2号
バスマドラーには出るが、バスバグは見向きもしない。浮かして駄目ならと、ここのところ好調なウーリーバガーを投げるが、
ギルが時々つつくくらいで、バスは相手にしてくれない。
この後、ポイントを移動したが、立ち込んでいるバサーがいたので、湖の北側にある葦のポイントは行かずじまい。
もどりながらエルクヘアカディスでギルと遊んでもらう。
ギル2号  ギル3号  手のひらサイズのギル達。

途中、見えバスがいたが、彼らはフライには反応なし。
見えるサイズの魚は、どれも30センチくらいで大きなバスは見られなかった。
すでにアフタースポーニングになってしまったのか?
次回は、ちょっと大きめのバスが釣りたいななどと欲張りな事を考えながら、雨の一碧湖を後にした。
本日の釣果、
 バス2匹(アワセそこない1匹、オートリリース1匹)、ギル多数。


<余談>
帰宅途中、どうも車の様子がおかしい。
2週間前にバッテリーを交換したばかりだが、電気系統が怪しいようだ。
走行中に、カーナビの画面が消えたり、警告灯が突然ついたり・・・・
まさか、オルタネーター(発電機)がいかれたのではあるまいか。
悪い予感は徐々に現実のものになっていった。
西湘バイパスを走りながら、カーナビを消し、ステレオを消し、ワイパーを止めていったが、
車の様子はますますおかしくなる。
家まで残り500mという辺りで、インパネのライトが消えた、
「やばい!」
交差点の手前の道を入り、葬儀屋さんの駐車場に入れた途端、惰性で走っていた車は完全に停止した。
大通りで停まらなかった事が不幸中の幸いだった。
守衛さんに、断りを入れて車を止めさせてもらいJAFに電話した。
私の車は、四駆のオートマ、普通の牽引では運べないやっかいな車だ。
待つこと1時間。
車載車に乗せられた我が愛車は、哀れ、ディーラーに運ばれていく。
「ドナドナドーナ、ドーナー、車をのーせーてー」
おなじ車のオーナーが、おなじ状況で口ずさんだドナドナが、私の口からも漏れた・・・

検査の結果、やはりオルターネーターが逝ってしまったらしい。
しかし、停まったのが家の近くで良かった。
ディーラーまでのレッカー移動も、規定の距離内だったので、無料で済んだ。
・・・入ってて良かった、JAF。入会15年にして初めての経験だった。


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