釣行記 2003/3/24
<H川で初めてバスを釣ること>


冬の間お世話になったM川も、半年間しめられていた水門が開き、春を迎えたようだ。
水深がましてしまうとフライでは狙いづらくなるので、しばらくはM川もお休みとなるだろう。
春が来たと言っても、フローターに乗ってトップでバスを釣るには、もう少し時間が必要だろう。
ということで、今回の目的地は春のH川に決定した。
H川は良型のバスが釣れるらしいが、昨年は2回の遠征でバス0匹という実績しか残していない。
今シーズンは、釣れるといいが・・・

出発は早かったが、途中事故渋滞で結局いつもと同じ
10:30に現地着。
天気予報通りの暖かな日差しの中、気温17度、水温14度、亀も日光浴を楽しんでいる。 いや〜春だな〜
亀です。

水はやや濁っているが、岸際は底を見ることが出来る程度。
タックルはロッド:SAGE DS2 
6番、 リール:ループ エボティックLW47、ライン:BBTの6番

まずは、トップで流下物を食べているギルを狙う。
ギル1号
流下物に対して反応しているので、持っているフライで一番小さな10番のエルクヘアカディスで釣れた一匹。
ギルもこれくらいのサイズになると、よく引いて楽しい。
今日は、橋脚まわりなどに、群れていたので、群れさえ見つければ、しばらく遊んでくれた。
午前中は、結構セレクティブだったが、午後になるとギル用に作った、大きめのギルフライでも釣れた。
ギル2号

トップでバスバグを曳いてみたが、反応するのはギルのみだった。
今日は、平日であるが、次々とやってくる釣り人が、めぼしいポイントをほとんど探っていくので、
ストリーマーを曳いても、まったくアタリもなし・・・

夕方、一度休みを入れて気を取り直し、バスに狙いを絞った。
ウエイトを巻いた、ゴールドビーズ・ウーリーバガーをティペットに結び、
対岸、足下を交互に探りながら移動していると、辺りが暗くなり、釣り人の影も見えなくなった18:00過ぎ、
対岸に投げたフライをゆっくり沈ませ、2回目のリトリーブに、ずっしりと重たい手応え、
一瞬鯉か?と思ったが、バスだった。
足下のブッシュに突っ込まれたが何とか引き出し、最後は、足場が高かったので、リーダーを持って引き抜いた。
(リーダー0X、ティペット12Lb だったので、思い切って引き抜けた。太くて良かった)
バスの横顔  バスの顔

写りが今いちだが、43センチ、今年初の40アップだった。
ちょっと、腹が痩せているが、体高のある初めてのH川のバスだった。

このバスにて納竿。
今日の水揚げ、 ギル多数、バス1。

<追記>
そういえば、昼過ぎ、コーチおじさんがやってきた。
人がフライを振り回しているそばに寄ってきて、(危ないって・・・)
 曰く、あたしゃフライを初めて30年、昭和45年からやっている・・・
 曰く、フライを250本作ったから、今はもう作っていない・・・
 曰く、福島の渓流は川が広いから、フライが思いっきり振れて気持ちいい、大きいヤマメが釣れる・・・
 曰く、フライはやっぱり良いね〜、フライが一番だよ。でもルアーのが釣れるね・・・
・・・悪い人ではなさそうだったが、笑いをかみ殺すのがやっとだった。

そういえば、対岸に引っかけてしまったフライをとってくれた二人組の少年!どうもありがとう。
子供らしい、子供といった感じの少年二人組だったが、そのさりげない親切が本当に嬉しかった。
どうか、彼らに大きなバスが釣れますように、そして、いつまでも楽しい釣りが続けられますように!

釣り場には、いろいろな人が居るものだ・・・。


 

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