釣行記 2002/12/7
<雨の中、凍えるM川でバスを3匹釣ること>


仕事が一段落したので、久しぶりの土曜釣行となった。
昼過ぎから雨という天気予報は、出かける前に午前から雨に変わる。天気予報が外れることを願って
車を走らせる。
9:30現地着。やっぱり雨が振っていた。
流石に雨の中、釣り人は少ないが、見覚えのあるビッグホーンが停まっていた。
じゃんぼさんと、同僚の方が門松付近を攻めていた。

私も、早速4番タックルに8番ホワイトのニンフを結び、ルースニングで船の水門から釣り始める。
竹竿周り、杭周りを探るが、まったくアタリ無し。
足下の護岸際にフライを落とすと、
ギル1号 こんなチビギルが釣れた。
今朝の冷え込みで水温もかなり下がっているようで、魚体もかなり冷たい。
再び対岸を攻めると、今度はまともなサイズのギルが4番ロッドをしならせる。
ギル2号
マーカーを使用したルースニングでは、マーカーの動き方で、魚の大きさや種類がわかることが多い。
1,小さいギルがつついているときは、マーカーは派手に消し込み、その反動で水面を飛び出すことが多い。
  小さなギルをかけたくなければ、これは放って置いた方がよい。

2,良型のギルの場合、初めにマーカーがピクッと動き、スーと消し込む事が多い。
  この場合は、すかさずロッドを立ててアワセをくれる。
  ここから走り始めたギルは、小バスよりも引きを楽しませてくれることが多い。

3,最後に、バスであるが、こちらは根掛かりの区別が難しい場合が多い。
  減水しているM川では、水深が50センチ、もしくはそれ以下の所を狙うので、どおしても根掛かりが多くなってしまう。
  根掛かりの時もスーとマーカーが水面から隠れるが、バスも特に良型になればなるほど同じようなケースが多い。
  バスだと思ってしっかりアワセて障害物にフックオンさせてフライをロストしてしまう事と、
  障害物だと思って、アワセなかったために、折角かかったバスをバラシてしまう事がある。

このパターンで、今日一本目のバスを折角かけたが、ラインをリールに巻き取っている間に、
ラインのテンションが緩んだのだろう。ランディングの一歩手前で、オートリリースしてしまった。
バスの顔が見えてから、バラシてしまうのが、一番悔しいパターン・・・。残念。

ここでじゃんぼさんに、ご挨拶。同僚の方がバスを一本揚げたとのこと。
このコンディションでは、ルアーでも
なかなか難しい様だ。

丹下ジムまで探っていくが、反応無し。
途中、時折対岸付近から良型のギルが飛び出すが、バスは一向に顔を見せない。

ふと振り返ると、ウェーディングしている人がいた。ここで立ち込んでいる人は初めて見た

ウェーディングマン (立っている辺りにバスが居るのに、何故わざわざポイントを荒らしてしまうのか分からない・・・)
どうやら、ロストルアーを回収しているようだ。(環境には良い行いだ。)

門松付近に戻り、足下の杭周りに何気なくフライをキャストすると、
バス1号  20センチくらい。14:00
同じポイントから、良型のギルも飛び出す。良いファイトを見せてくれた。

ギル2号  今日はこうした良型のギルが遊んでくれた。走り初めの元気があるので楽しい。

今度は対岸の杭周りから
バス2号  25センチくらい 14:29
ややサイズアップしたバスが出た。
マーカーはスーッと消し込み典型的なバスの出方だった。
リールでやり取りしたかったが、最初のオートリリースが引っかかり、素早く取り込んだ。

そして5mくらい移動して同じようなポイントでマーカーの動きを見てアワセると
バス3号  30センチくらい 14:42
ググッとロッドが重くなり30センチくらいのバスがかかる。
流石にこの大きさになると、4番ロッドで引き抜くにはちょっと無理があり、リーダーを掴んで引き抜いた。
リーダーはいつもの2番に、ティペットは3番を繋いであるので切れる心配はいらない。

その後、入れ違ったじゃんぼさんと、私の間に入ってきたルアーマンが、40オーバーのバスをラバジで釣り上げていた。
さっきまで自分が釣っていた辺りにそんな良型のバスが潜んでいたとは・・・・。ちょっと残念。

そうこうしていると、再び雨足が強くなってきたので16:00に納竿。

本日の水揚げ
バス3、(バラシ1)、ギル12、
 全てルースニング、今日も金色のビーズヘッドに黄色のボディが良かった。

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