釣行記 2002/7/17
<一碧湖で雷雨に打たれて、小バスに遊んでもらうこと>

<一碧湖>
前回の釣行から気になっていた相模湖であるが、今回も台風が上陸したのでコンディションは難しいだろうと予測。
最近いっていない所で、前回ボウズだった所を思い出してみると、
そうだ、冬の一碧湖でボウズだった。
ということで、西湘バイパス、真鶴道路を走り一碧湖へ。
百景園のボートは朝の7:00〜夕方4:30までなので、家を5:00に出れば十分間に合う。
ボートの用意を待っている間、ボート乗り場の周りに見えバスがうようよしているのを発見。
2番フックに巻いたでかいバスバグを6番タックルで投げてみると、
バス1号 小 バスが飛び出す。7:21

ギル用に持ってきた4番のタックルで、ギル用に作ったポッパーを投げると、
ギル1号 ちっ ちゃいギルも飛び出す。7:29
同じタックルで、1本目より若干大きめのバスを釣りあげ、今日は爆釣かな、などとほくそ笑んでいると、
ボートの用意ができていたので、早速乗り込む。

ボート乗り場の桟橋を出て直ぐ右側で、ギルが盛んにライズしているのが目に入る。
昨年、バスが釣れたポイントに直行すべきだったが、ついつい、ギルと遊んでしまう。
ギル2号 20 センチ、さすがギルのふるさと、ギルは沢山居る。7:51
ギルと遊んでしまい、時間をロスしてしまったが、楽しかったので良しとしよう。

ここの所の台風の影響だろうが、今日はかなり水位が高い。
普段は、岸辺でオーバーハングを作っている木の枝が、今日は水に浸っていて、フライを送り込むのに一苦労。
殆どのポイント、ギルは必ず出てくるがバスがなかなか出てこない。
昨年よかった、流れ込みのある所で、やっとバスマドラーに出た。
バス3号 口元からエビが  29センチ、よく見ると口の中にエビが入っている。 9:56
へぇー今日の朝ご飯はエビだったのか・・・
などと感心しているあいだに、突然の雷雨が始まる。
それでも雨具を着て、おなじ場所で、もう一匹、バスマドラーで追加した。(雨中のため、画像なし)
木陰に避難し、雨雲が去るのを待つ。(かなり時間がかかった)
ゴアテックスの雨具は素晴らしく、蒸れなくて濡れない。
しかし、持ってきたバッグが防水では無く、バッグの中身はびしょびしょになってしまった。
ボートにも雨水が溜まり初め、せっせと水を掻き出すが、雨足が強く、それも気休めにしかならない。
それでも、湖の中央では、ヘラ師が2人、傘をセットして黙々と釣っている。・・・凄い

しばらくしてやっと雨が上がり、やっと釣りを再開。
バス5号 葦 際でバスマドラーに飛び出した。チビバス。13:25
色々なフライを試すが、バスは、バスマドラーにしか出ない。ギルは何でもつつきに出てくる。
バス用、ギル用に分けていたタックルを、トップを狙うバスマドラーやバスバグを6番タックル、ウーリーバガーなどは、4番タックルへと
切り替える。(フライを結び直すのが面倒になったので・・・)
葦の間に、ゆらっとバスの顔が覗いたので、4番タックルでウーリーバガーを鼻先1mにキャストし、そのままスーと止めずに、
リトリーブしたら、
バス6号 本 日の一番30センチ。13:44
フライをくわえる瞬間が見られたので、どきどきした。
釣り上げてみると、思ったより大きく、30センチあったが、4番タックルでも十分対応できた。
トップになかなか出ないので、ウーリーバガーをしばらく曳き続けた。
バス7号 ・・・・ マイクロバス、15:39

この後、どうしてもバスバグで(トップで)釣りたかったので、しばらく粘る。
葦際を丹念に探って、キャストしたフライが着水すると同時に、バスが飛び出した。
バス8号 リ アクションバイト 16:15
小さくても、バスバグで釣れると嬉しい。

ボートを降りてから、陸っぱりでもやってみるが、フライが振れるところがほとんど無かった。
ギルを数匹釣って、納竿。
顔を上げたら、いつの間にか夕焼けが出ていた。
無数のツバメが飛び交い、美しい光景だった。
夕焼け

漁獲高 バス8匹(バラシ2本)、ギル多数。
今の時期、一碧湖は、ポイントを掴めば、結構楽しめるのでないだろうか。
ただし、フライでやるならボートに乗る方が賢明だろう。
 

 

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