釣行記 2002/4/23
<ついにフローターデビューを果たすこと>
・・・または、操船訓練記・・・

<N川>
道具を揃え、フローターデビューを目論んでいたが、ついに機は熟した。
という程のものではないが、やっと浮き輪に乗って釣りが出来た。
場所は、車田さんのホーム、N川。
愛艇は、トラウトアンリミテッド社のTogiakである。
浮き輪1号
ティアドロップ型で、エントリーしやすいということと、
シートがハイポジションということが購入のポイントである。
横に写っているのが、フェンのグラスロッド、5番、6フィートである。

説明書を見てトレーニングを積んでいたので、無事に準備をすませてエントリーしたが、
風があるので、コントロールが難しく、しばらくくるくる回ってしまった。笑

フローターからの眺めは、こんな感じである。
浮き輪から見た図
撮影時には、水面が非常に近いので、
「こりゃ、ランディングが楽しみだ。」などと脳天気に感心していたが、そう簡単にはいかないのであった。

ただでさえ、デビュー初日なのに、風があり流されてしまう。
狙ったところへキャストもままならず、四苦八苦した。
特に、ポイントを向いている状態で、もっと前進したいときに、前には進めないので、
一端横を向いて距離を詰めてから、前をむき直す、といった姿勢の制御を覚えるまで時間が掛かった。
狙いは葦際で、バスバグでトップを攻め、
ルースニングでニンフを沈め、
ストリーマーで中層を曳いてみたが、アタリもなく時間は過ぎた。
思い出したように水温を測ると、16度。先週より下がったのではないか?魚の活性も下がったのか?

などど考えていたら、ストリーマーに今日の最初で最後の魚がかかった。
「ギル様」今日はこう呼ばせてもらいたい。
浮き輪で初めて釣れた

都合、2時間半浮いていたが、用を足したくなりギブアップして上陸した。

グラスのロッドものんびり振るには良いかもしれない。
(バスがかかったらどうなるか、ちょっと不安ではあるが)

上陸して、フローター一式を干している間、もう一本のNEWロッドを試してみた。
フェンのグラスを購入したときに、同じ所でグリップとリールシートを購入し、
折れたベイトロッドにつけてみたという、超ショート&ハードロッドである。
ロッドがかなり堅いので、取り敢えず7番のバスバグテーパーを投げてみたが、
ロッドのしなりを使って投げていると言うより、ラインの重さだけで飛んでいくという感覚だ。

護岸された足下をルースニングで探ってみると、
ショートロッドにもギル
こんなチビギルが、3匹釣れた。へち釣りみたいな釣り方になったが、これはこれで楽しめるかもしれない。



<おかっぱりで、H川>
折角、霞方面に来たのだからと霞本湖にもでかけてみたが、

案の定、風が強くて釣りにならなかったので、
H川へ行ってみた。

こちらも、川面を吹く風が冷たく、魚影も見られない。
夕暮れまで、30分ほどだったが、ショートロッドを振り回して、ウーリーバガーを曳くと、一度だけアタリが・・・
一瞬、魚が横に走り、手応えはあったのだがランディングには至らなかった。
(ギルだったのか、バスだったのか・・・)
結局、アタリがあったのは、その一回だけだった。
 
 

またもバスは釣れなかったが、フローターの扱い方が何となく分かっただけでも、今日は収穫があった。
次は、フローターでバスをランディングしてみたいものだ。
・・・・一体、いつになるのやら・・・・
 

 



釣行記に戻る