釣行記 2001/12/11

前川へ出かけてから、すっかり症状が悪化したようである。(最近流行っているらしい釣り依存症?)
そういえば、郵便物に白い粉が入っていたような・・・
ついに、釣り炭疽を発症したか!
・・・と冗談はさておき。

インターネット検索したら、近所の小出川でブルーギルの稚魚が発見されたという記事を発見。
次回の前川遠征に備えて制作していた「キンキラニンフ」を試すべく、ちゃりんこで出かけた。
と言っても、家から直ぐなのだが・・・

前からあたりをつけていたポイントの対岸では、へら師が2人釣り糸をたれている。
クレーム修理以来はじめての登板となる、○ッホモア6#にラインを通し、ルースニング開始。
・・・ ・・・ ・・・ 時折、鯉が跳ねるもののマーカーに当たりは全く出ない。
水深もさして深くなく、流れも速くなく、岸沿いには草が垂れ下がり雰囲気はいいのだが・・・
早々と、見切りを付けて下流へ移動。
(ヘラ師の方々も釣れていなかった様だ)

川を眺めながら下るが、どうもこれといった場所がない。
そうこうしているうちに、相模川へ出てしまった。
しかたがないので、河口でボラを狙うことにした。

下水処理場から放流されている水は水温が高いのだろうか?
冬場になると、ここはボラがうじゃうじゃいるのである。
(昔、山間部の観光地にあったニジマスの釣り堀状態。・・・例えがわかりづらいな)

昨年も何度か来たが、そのときはスレでかかったことはあったが、口には一度もかけていない。
今年こそは、フライを喰わせてやる!と以前から思っていたので、
ブルーギルの事はさっさと忘れ、「キンキラニンフde ボラにチャレンジ」にタイトル変更。(安易だ。)

ヘッドにビーズを付けたキンキラニンフは、淡水ではストーんと沈むが、
海水では水面下の丁度良い層を漂う。
向かい風、波、防波堤に飛ぶ波しぶきのため、キャストが難しい。
足場が高いので、出ているラインほど飛距離が出ていない。
ボラは、海面に何か落ちてくると、素早く群れが散るので結構難しい。

何度か投げているうちに、要領をつかみ、群れの中程にフライを落とせるようなった。
散りかけた群れが戻ってから、ラインにテンションをかけて、フライとラインが一直線になるようにキープしてからリトリーブを試みる。
マーカーを付けていないので、ラインの動きだけが頼りなのだが、どうもはっきりしない。
と言って空あわせするとスレ掛かりになってしまうので、それも嫌だ。
そうこうしているうちに、向こう合わせで何かがかかった。
「む?」
「おいおい、走りすぎだ〜!止まれ〜!」(と思わず口走るほど、強烈だ。)
と言っても止まるものではない、しかも、リールはいつものディスクブレーキのついたマリエットではなく、
この間、購入したばかりの、オレンジのコンポなのだ。(カラフルで気に入って衝動買いした)
あっと言う間にバッキングラインまで出てしまった。
ラインに当てていた指があち〜ぃ。

波に合わせて、身体全体でポンピングをしながらラインを巻き取るが、
考えてみたら、ロッドもいわくつきの○ッホモア、いつ折れるか心配だ。

何度かラインのやりとりをしているうちに、やっと足下まで引き寄せた。
しかーし、私は初歩的な事を忘れていた!この高い足場でどうやってランディングするのだ?

色々考えたが、結局、一番原始的な方法で、リーダーを手に持って引っこ抜くという作戦に出た。
ボラは50センチくらいはあるか、切れたらそれまでと、恐る恐る引っこ抜くと
やり取りで疲れたのか、ボラもおとなしく引き上げられ無事に水揚げされたのである。
(ちなみに、リーダーはなぜか0X、ティペットは3X・・・バス用のまんまだ。)
ちなみに、フライはしっかりボラの口にくわえられていた。

水揚げ証明写真を撮ったが、パソコンに転送するときに誤って消してしまった。
仕方がないので、風景写真を載せておく。(関係ないか)

また、新たな楽しみが増えた。(^_^)
釣り依存症&釣り炭疽の症状は、更に進行するのであった・・・
 


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