釣行記 2001/9/28

久しぶりに釣りに出かけられた。
自宅を出たのが、9時過ぎだったので、昼頃に前川に着ければと思い、東関東道を東へ進むと天気予報と違い、
ポツポツと雨が降り出した。おまけに、昨日とはうってかわって肌寒い。半袖のシャツでは場違いな感じだ。
取り敢えず、昼前に前川に到着。
タックルは、先日再び折れてしまったD社の○ッホモアに腹を立てて、衝動買いしたSAGE DS2  #6  9.0ftとMARRYAT CMR 78。
おろしたてのロッドは、何時でも気持ちのいいものだ。(折れないことを祈る・・・)
9月も末で、バスがトップにボコッボコッ!!という状態を期待していたが、そんな気配は全くない。
はやり、半袖シャツが涼しいくらい気温が下がると、魚の活性も下がるだろう。
水門からバスマドラー#8で、足下を探るが、ギルらしき当たりはあってもフックオンせず。
バスが駄目ならと、ギル用のマドラーミノーに換えて対岸の葦際を狙うと、派手に飛び出した今日の一匹目は・・・・

こいつは珍しく最後まで抵抗し、引きを楽しませてくれた。
その後、橋まで移動しながら、バスマドラーやら、マドラーゾンカーやら、ウーリーバガーやら、思いつくフライを、
足下から対岸、トップからボトム、ファーストからスローリトリーブまで色々試したが、
釣れたのは結局こんなギルとさっきのワタカの兄弟くらい。2人ほどいたルアーマンも釣れている様子は無かった。

ギルはギルで、狙い通りに出てくれるとそれはそれで楽しいのだが・・・

時計は4時をまわり、他の川へ移動するかどうするか迷ったが、暗くなるまで夕マズメを攻めたことが無かったので、
今日は腰を据えて暗くなるまで粘ってみる事にする。
しかし、日が落ちるのは早いものだ、5時を過ぎる頃にはすっかり日が暮れて季節の移ろいを感じさせる。
試験管束子状に長く巻いたウエイト入りの白いウーリーバガーに、最後のチャンスをかけて門松の根本を引っ張ると・・・
ゴツンと当たり、今日最初で最後のバスが出た。
   
32センチ。小振りではあるが、しっかりとファイトしてくれて楽しませてくれた。
写真撮影をさせてもらい、そっと川に返す。

その後も、あちらこちらを探るが手応え無し。
近くで、ルアーマンがワームで同じくらいのバスを釣りあげた。
(しかし、ヒトの足下にルアーを投げることも無いよな・・・広い川に気がつけば私とルアーマン、3人の大人が並んでいた。苦笑)
なんて思っていたら、いつの間にか日が暮れ月が顔を出していた。

バスは1匹だけだったが、ロッドも折れず、楽しい釣りだった。
 




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